市川きよあき事務所

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グラフィックデザイン

演劇

みなさま~!お手を拝借~!

11月12日からテアトル・エコー公演「お手を拝借!」が始まりますが、この劇団テアトル・エコーについて一言。いや二言三言。テアトル・エコーは2006年に50周年を迎えたので今年で53年になります。老舗です。そして熊倉一雄さんを始め初期のメンバーがまだまだ現役で頑張っていらっしゃいます。年2、3回やっている本公演はコメディオンリー、つまり喜劇を上演する劇団なんです。もちろん笑いの解釈は色々なのでコントやお笑いのように大笑いを期待しちゃいけませんが、WE LOVE COMEDYがスローガンの劇団です。なので今回の「お手を拝借!」も暗い、重いモノではなくって楽しい~…たぶん…興味のある方はぜひ!お芝居のバックグラウンドもののようですよ。

ポスター
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テアトル・エコーの俳優さんは普段は声優さんで活躍されている方が多いんです。今回の出演者でいうと、まず熊倉さんはなんといってもヒッチコックの声。一度聞いたら忘れられない声です。ワタシが好きなのは「宇宙家族ロビンソン」のドクタースミス、あのいじわるでドジな悪者たまりませんわ。それから太田淑子さん、この人がスゴイ。「ジャングル大帝」のレオ、「リボンの騎士」のサファイア、「ひみつのアッコちゃんの」アッコですよ。シーイズど真ん中。あと海外テレビドラマファンなら大喜びの声優さんもいらっしゃいます。「ER」のケリー・ウィーバー役の小宮和枝さん、「デスパレートの妻たち」のイーディー役安達忍さん。彼女達に以前シーズンが終わった時、次が気になってちょっくら聞いて失敗したことがありました。そういうことは聞くもんじゃないです。
「マークがねぇ~あっこれ以上は言えない~大変大変」とかちょこっとささやきくれるもんだから余計気になちゃって…。でも忍さん!「デスパレート、いきなり5年後って何なの~!」あ~気になる気になる。
今回出られない方でもスゴイ方いらっしゃいます。その筆頭が納谷悟朗さん。銭形ですよ銭形。前に写真撮影した時、カメラマンのアシスタントがルパンファンで大喜びでした。普段もほぼ銭形の声ですからねぇ。あの声で「あ~んカメラ目線でいいのかルッパ~ン」なんて言われたら…ルッパ~ンはさすがに言いやしませんがね。
納谷さんは演技だけじゃなくとってもセンスのある方でテアトル・エコーのロゴも納谷さんデザインなんです。

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ワタシもマネてエコーのスタジオ部門のスタジオ・エコーのロゴ作りましたが敵わないですね。ちなみにエコー劇場に掛かっている旗のロゴはワタシです。お近くを通ったら見てください。先日の三茶de大道芸のロゴも作りましたが、街中に掛かっているのを見ると嬉しくなります。もし自分がいなくなっても残るのかと考えると感慨深いです。ただそんな残るものに文字の間違い見つけちゃうと地獄ですわ。