とにかくスポーツを観るのが好きなんです。生もテレビもどっちも好き。ジャンルは問いません。けっこう陸上の国体とか教育テレビでやってるのまで観ちゃう。日本のプロ野球はあまり観ないかも。なんでだろう、うるさいからかな、すみません。相撲は中でも大好き。地元蒲郡に横綱「玉の海」がいたせいか子供の時からよく観てました。国技館もいったなあ…昔は…。
それなのにど~ですか、昨日の朝青龍。あのガッツポーズ、カッコ悪かったです。敗れた相手を尊敬するのが武道。相撲道。そこがカッコいいとこじゃないの~。
わたくしの知ってる限り一番カッコいいのが、東京オリンピックの柔道無差別級で日本を破り金メダルを取ったアントン・ヘーシンクです。無差別級こそ柔道の世界チャンピオン、日本は威信をかけて立ち向かったんですが、けさ固めで一本取られ敗れました。日本中があまりの事に凍りつき、会場の日本武道館は信じられないものを見たような静けさに包まれたそうです。
そして、この歴史的快挙に歓喜したオランダの柔道関係者が畳の上のヘーシンクにハグしようと駆け寄った瞬間、彼は右手を上げて来るなと制止しました。その真剣な顔。勝負に勝った、金メダルを取った喜びなどどこにもありません。畳の上が神聖な場所であり、敗れたものへの礼儀こそが武道だからです。
テレビでこの場面を(当時じゃないですよ当時じゃあ)観た時、鳥肌が立ちました。はしゃぐとこじゃないんですよ武道はね。
誰かこのシーンのビデオ朝青龍にあげてみたらどうでしょう。
まあヘーシンクもそのあと全日本でプロレスやんなきゃもっとカッコよかったんだけどね。けっこう弱かったし。
それとちょっと神田川さんテレビ写りすぎ。
毎日砂かぶりってどうよ。
6時前っていえば晩御飯前の忙しい時じゃないの~。