夏にお世話になっている方へ贈るお中元は毎年ふるさとの蒲郡の品を贈っています。海老せんべいです。今年もお中元は蒲郡の“海老萬”さんから海老せんを贈りました。
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いまはもう無いんですが、ふるさと蒲郡の海の近くに父が生まれた家がありました。板塀の囲まれた大きな家で、立派な冠木門と蔵、広い庭の隅には離れがある明治の平屋の建物で、親戚中では“海岸”とよんでいました。だいたい田舎って名字がみんな一緒だから地名で呼びますよね。
「お父さんどこ行くって?」
「海岸行ってから五井まわるって言っとったよ」
「ほ〜かん」
みたいな感じ。昔は誰かの別荘だったようです。その海岸でよくお茶うけに出たのが、海老萬の海老せん。中でも祖母が“特上小花”という、ちょっと高級なおせんべいが好きで、たまにねだって数枚食べさせてもらってたんですが、これがもう絶品。1mmないくらいの薄さに凝縮された密度の濃い美味しさ。海老せんの常識が覆ります。で、その味が忘れられず皆さんにすこしだけ贈っているというわけなんです。特上小花とその他大勢ですが…
なんですが…仲代さんには新潟の冷蔵黒崎茶豆を贈っています。お一人暮らしされてる時に、小腹がすいたらちょっと食べられるものはどうかな…なんて浅はかな思いつきで。これは冷蔵でして、しばらく置いておくだけで美味しいんです。そうしたら、先日なんとなんと直筆の素敵なお葉書を頂戴いたしました。
忽ちもいいし、平らげるも素晴らしい。流石です。家宝にしようかな。
忽ち平らげてくださるモノで良かったです。
仲代さん関係は前にポスターを集めていると書きましたが、パンフレットも珍しいものをみつけると手に入れています。野獣死すべしは穴が惜しいなぁ。