気になってはいたけど、ずぅーと観ていない映画ってけっこうあるもんでして「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」をやっと観ました(1985年、サイダーハウスルールのラッセ・ハルストレム監督)。なんとなく犬と少年の感動モノかいなぁ~なんて思って、たか~くくっておりましたが、ところがどっこい(これも最近あまり言葉にいたしませんが…)良かったですわ。何が良かったって、作為的でない。自然。それぞれの人間がとっても良く描けている。気持ちがわかり、あったかい。くさい芝居が横行する昨今、こういうのが実は一番難しいんじゃないでしょうか。それと関係ないですがヨーロッパの子供ってけっこういたずらで明るくH だったりしますよねぇ。
子供のいたずらといえば、偶然BSで観たんですが「世界でいちばん不運で幸せな私」(2004年、ヤン・サミュエル監督)が面白かったです。ちょっと家族環境がマイライフとかぶるので思い出しました。こっちはイメージ映像をふんだんに駆使してるのも面白かった~。いえいえ言ってることは矛盾してませんよ。それはそれとして。いいものはイイ。面白いものはオモシロイんです。どこが面白いって事細かに言ったり言われたりするのって一番キライなので観てなくて興味のある人どうぞ。しかし、ビデオ屋さんに行ってもついつい流行り物の遊園地的ハリウッド映画でお茶をにごしちゃう。これ、いいかげんなんとかしなきゃいけません。